com.nttdocomo.util
クラス Timer

Object
  拡張com.nttdocomo.util.Timer
すべての実装インタフェース:
TimeKeeper

public final class Timer
extends Object
implements TimeKeeper

タイマ クラスです。 ワンショットタイマとインターバルタイマをサポートしています。 タイマイベントを受け取るリスナとして TimerListener オブジェクトを登録することができます。 タイマイベントが発生すると、リスナオブジェクトの timerExpired メソッドが呼び出されます。

時間のスコープはアプリケーション単位です。

タイマは、開始時にネイティブのリソースを確保して、停止時に解放します。

[DoJa-2.0 以降]
アプリケーションがサスペンドした場合、タイマは停止します。 すなわち、stop メソッドが呼ばれたのと同じ状態になります。

ミニマムスペック:

関連項目:
ShortTimer

コンストラクタの概要
Timer()
          タイマオブジェクトを生成します。
 
メソッドの概要
 void dispose()
          タイマを破棄します。
 int getMinTimeInterval()
           サポートしているタイマイベント発生時間間隔の中で最小のものを取得します。
 int getResolution()
           タイマの解像度を取得します。
 void setListener(TimerListener listener)
          タイマイベントを受け取るリスナオブジェクトを設定します。
 void setRepeat(boolean b)
          タイマイベントを繰り返し発生させるかどうかを設定します。
 void setTime(int time)
           タイマイベント発生時間間隔を設定します。
 void start()
          タイマを開始します。
 void stop()
          タイマを停止します。
 
クラス Object から継承したメソッド
equals, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

Timer

public Timer()
タイマオブジェクトを生成します。 このコンストラクタでは、繰り返しなし(ワンショットタイマ), 設定時間 0ms、 リスナー登録なしに初期化します。

メソッドの詳細

getResolution

public int getResolution()
インタフェース TimeKeeper の記述:

タイマの解像度を取得します。

タイマイベント発生時間間隔の実装サポート値は、 等差数列によってモデル化できますが、 その数列の公差をタイマの解像度と定義します。 詳細については TimeKeeper インタフェースの説明 を参照して下さい。
なお、タイマの解像度は、実装によって異なります。

定義:
インタフェース TimeKeeper 内の getResolution
戻り値:
タイマの解像度をミリ秒単位で返します。

getMinTimeInterval

public int getMinTimeInterval()
インタフェース TimeKeeper の記述:

サポートしているタイマイベント発生時間間隔の中で最小のものを取得します。

タイマイベント発生時間間隔の実装サポート値は、 等差数列によってモデル化できますが、 その数列の初項の値を取得します。 詳細については TimeKeeper インタフェースの説明 を参照して下さい。
なお、取得できる値は実装によって異なります。

定義:
インタフェース TimeKeeper 内の getMinTimeInterval
戻り値:
サポートしているタイマイベント発生時間間隔の中で最小の値を、 ミリ秒単位で返します。

start

public void start()
タイマを開始します。

定義:
インタフェース TimeKeeper 内の start
例外:
UIException - インターバルタイマで start メソッドが呼び出された後に start メソッドを使用しようとした場合、 または、ワンショットタイマで start メソッドが呼び出された後でタイマ通知がくる前に start メソッドを使用しようとした場合に発生します(ILLEGAL_STATE)。
UIException - ネイティブのリソースが確保できなかった場合に投げられます(NO_RESOURCES)。

stop

public void stop()
タイマを停止します。 タイマが停止しているときにこのメソッドが呼ばれた場合はなにもしません。

定義:
インタフェース TimeKeeper 内の stop

dispose

public void dispose()
タイマを破棄します。 このメソッドを呼び出した後に dispose 以外のメソッドを呼び出した場合は UIException が発生します(ILLEGAL_STATE)。 このメソッドを呼び出した後に dispose メソッドを呼び出した場合は何もしません。

定義:
インタフェース TimeKeeper 内の dispose

setRepeat

public void setRepeat(boolean b)
タイマイベントを繰り返し発生させるかどうかを設定します。 デフォルトでは一度だけ発生させるように設定されます。

パラメータ:
b - 繰り返し発生させる場合は true を、一度だけ発生させる場合は false を指定します。
例外:
UIException - startメソッドが呼び出された後にこのメソッドを呼び出そうとした場合に発生します(ILLEGAL_STATE)。

setTime

public void setTime(int time)

タイマイベント発生時間間隔を設定します。

引数には 0 以上の任意の値を指定することができますが、 実装サポート値以外の値を指定した場合には、 指定した値より大きく、かつ、 一番近い実装サポート値が指定されたものとして扱われます。

パラメータ:
time - タイマイベント発生時間間隔をミリ秒単位で指定します。
例外:
UIException - startメソッドが呼び出された後にこのメソッドを呼び出そうとした場合に発生します(ILLEGAL_STATE)。
IllegalArgumentException - [DoJa-2.0 以降] 引数のtimeが負の値の場合に発生します。

setListener

public void setListener(TimerListener listener)
タイマイベントを受け取るリスナオブジェクトを設定します。 タイマイベントが発生すると、指定されたリスナオブジェクトの timeExpired メソッドが呼び出されます。 リスナは一つだけしか設定できません。 複数指定された場合は最後に設定されたものだけが有効になります。
[DoJa-1.0 のみ]
タイマを開始した後にリスナを設定した場合の動作は機種依存です。
[DoJa-2.0 以降]
タイマを開始した後にリスナを設定した場合は、リスナを設定した次のタイマイベントからそのリスナに通知されます。

パラメータ:
listener - リスナオブジェクトを指定します。
[DoJa-3.0 (505i) 以降]
リスナオブジェクトとして null を指定するとリスナの登録を解除します。


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