com.nttdocomo.util
インタフェース TimeKeeper

既知の実装クラスの一覧:
ShortTimer, Timer

public interface TimeKeeper

タイマのインタフェースを定義します。 このインタフェースは、 タイマを実装するクラスが持つべきインタフェースを規定します。

タイマの実装は、 指定された時間が経過した時点でタイマイベントを発生し、 そのイベントを、何らかの方法でアプリケーションに通知します。 このタイマイベント発生時間間隔の指定方法や、イベントの通知方法は、 このインタフェースでは定義しません。

[DoJa-4.0 (901i) 以降]
なお、アプリケーション開発者が指定した通りの時間間隔では、 タイマイベントを発生できない実装も存在するため、 このインタフェースではそのような機種依存情報を取得するためのメソッドを用意しています。 はじめに、以下の2つの用語を定義します。

(タイマイベント発生時間間隔の)プログラマ指定値:
アプリケーション開発者がメソッドの引数として指定した、 タイマイベント発生時間間隔。 このインタフェースの実装クラスでは、それぞれ、 ShortTimer.getShortTimer(Canvas canvas, int id, int time, boolean repeat) や、 Timer.setTime(int time) の time 引数に指定する値が該当します。
(タイマイベント発生時間間隔の)実装サポート値:
実装がサポートしているタイマイベント発生時間間隔。 言い換えると、上記 time 引数に実装サポート値を指定した場合のみ、 プログラマ指定値通りの時間間隔でタイマイベントが発生します。

このインタフェースでは、 実装サポート値の集合を等差数列としてモデル化しており、 getMinTimeInterval() がその初項を、 getResolution() がその公差を、それぞれ表します。 すなわち、実装サポート値の集合は、

 { Ti | Ti = getMinTimeInterval() + getResolution() * i }  (i = 0, 1, 2, ...)
 

となります。 実装サポート値以外の値をタイマイベント発生時間間隔として指定した場合の振る舞いは、 このインタフェースでは定義しません。各実装クラスの説明を参照して下さい。


メソッドの概要
 void dispose()
          タイマを破棄します。
 int getMinTimeInterval()
           サポートしているタイマイベント発生時間間隔の中で最小のものを取得します。
 int getResolution()
           タイマの解像度を取得します。
 void start()
          タイマを開始します。
 void stop()
          タイマを停止します。
 

メソッドの詳細

getResolution

public int getResolution()

タイマの解像度を取得します。

タイマイベント発生時間間隔の実装サポート値は、 等差数列によってモデル化できますが、 その数列の公差をタイマの解像度と定義します。 詳細については TimeKeeper インタフェースの説明 を参照して下さい。
なお、タイマの解像度は、実装によって異なります。

戻り値:
タイマの解像度をミリ秒単位で返します。

getMinTimeInterval

public int getMinTimeInterval()

サポートしているタイマイベント発生時間間隔の中で最小のものを取得します。

タイマイベント発生時間間隔の実装サポート値は、 等差数列によってモデル化できますが、 その数列の初項の値を取得します。 詳細については TimeKeeper インタフェースの説明 を参照して下さい。
なお、取得できる値は実装によって異なります。

戻り値:
サポートしているタイマイベント発生時間間隔の中で最小の値を、 ミリ秒単位で返します。
導入されたバージョン:
DoJa-4.0 (901i)

start

public void start()
タイマを開始します。


stop

public void stop()
タイマを停止します。


dispose

public void dispose()
タイマを破棄します。



NTT DOCOMO,INC.

本製品または文書は著作権法により保護されており、その使用、複製、再頒布および逆コンパイルを制限するライセンスのもとにおいて頒布されます。NTTドコモ(その他に許諾者がある場合は当該許諾者も含めて)の書面による事前の許可なく、本製品および関連する文書のいかなる部分も、いかなる方法によっても複製することが禁じられます。フォントを含む第三者のソフトウェアは、著作権法により保護されており、その提供者からライセンスを受けているものです。

Sun、Sun Microsystems、Java、J2MEおよびJ2SEは、米国およびその他の国における米国 Sun Microsystems,Inc.の商標または登録商標です。サンのロゴマークは、米国 Sun Microsystems, Inc.の登録商標です。

FeliCaは、ソニー株式会社が開発した非接触ICカードの技術方式です。FeliCaは、ソニー株式会社の登録商標です。

「iモード」、「iアプリ/アイアプリ」、「i-αppli」ロゴ、「DoJa」はNTTドコモの商標または登録商標です。

その他記載された会社名、製品名などは該当する各社の商標または登録商標です。