com.nttdocomo.util
クラス Phone

Object
  拡張com.nttdocomo.util.Phone

public class Phone
extends Object

携帯電話のネイティブの通話機能にアクセスする手段を提供します。

[DoJa-2.1 以降]
また、携帯電話および UIM の固体識別番号を取得する手段を提供します。

導入されたバージョン:
DoJa-2.0

フィールドの概要
static String TEL_AV
           テレビ電話発信を示す文字列です(= "tel-av:")。
static String TERMINAL_ID
           携帯電話の個体識別番号を示す文字列です(= "terminal-id")。
static String UIM_VERSION
          UIMのバージョン番号を示す文字列です(= "uim-version")。
static String USER_ID
           UIMの個体識別番号を示す文字列です(= "user-id")。
 
メソッドの概要
static void call(String phoneNumber)
           音声発信機能/PTT 呼発信機能、または、テレビ電話発信機能を呼び出します。
static void call(String telType, XString phoneNumber)
           音声発信機能/PTT 呼発信機能、または、テレビ電話発信機能を呼び出します。
static void call(XString phoneNumber)
           音声発信機能/PTT 呼発信機能、または、テレビ電話発信機能を呼び出します。
static String getProperty(String key)
           指定されたキーに該当するプロパティ値を取得します。
 
クラス Object から継承したメソッド
equals, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

TERMINAL_ID

public static final String TERMINAL_ID

携帯電話の個体識別番号を示す文字列です(= "terminal-id")。

返される文字列の形式は、HTTP の User-Agent ヘッダに挿入される "ser" に続く 15 桁の文字列("ser" は含まない)と同等です。

導入されたバージョン:
DoJa-2.1
関連項目:
utn 属性, 定数フィールド値

USER_ID

public static final String USER_ID

UIMの個体識別番号を示す文字列です(= "user-id")。

返される文字列の形式は、HTTP の User-Agent ヘッダに挿入される "icc" に続く 20 桁の文字列("icc" は含まない)と同等です。

導入されたバージョン:
DoJa-2.1
関連項目:
utn 属性, 定数フィールド値

TEL_AV

public static final String TEL_AV
テレビ電話発信を示す文字列です(= "tel-av:")。
call(String, XString) メソッドでテレビ電話発信を行う際に第1引数に指定します。

導入されたバージョン:
DoJa-3.5 (900i)
関連項目:
定数フィールド値

UIM_VERSION

public static final String UIM_VERSION
UIMのバージョン番号を示す文字列です(= "uim-version")。

getProperty(String) メソッドの引数に指定することにより、 端末に挿入されている UIM のバージョン番号を表す文字列 (Version 2 であれば、"2") を取得することができます。

導入されたバージョン:
DoJa-4.1 (902i)
関連項目:
定数フィールド値
メソッドの詳細

call

public static final void call(String phoneNumber)

音声発信機能/PTT 呼発信機能、または、テレビ電話発信機能を呼び出します。 このメソッドが呼ばれると現在実行中の Java アプリケーションはサスペンドされ、 ユーザ確認のダイアログが表示されます。 ユーザが発信を許可した場合は、 Javaアプリケーションをサスペンドしたまま音声発信機能/PTT 呼発信機能、または、テレビ電話発信機能を呼出します。 音声発信機能/PTT 呼発信機能、または、テレビ電話発信機能の終了後、 アプリケーションはレジュームします。

電話番号に使用可能な文字は以下の通りです。

分類文字意味
電話番号'0' 〜 '9'・'#'・'*'-
International Code '+' International Code
CTI で使用可能な文字 ','1秒待ち
'/'キー入力待ち
'p'[DoJa-4.0 (901i) 以降]
キー入力待ち('/' と同じ意味として利用可能)
区切り文字 '('無視されます
')'
'-'
'.'
' ' (空白)

パラメータ:
phoneNumber - 発信先を表す文字列を指定します。 音声発信機能/PTT 呼発信機能を呼び出す場合は直接電話番号を指定し、テレビ電話発信機能を呼び出す場合は文字列 "tel-av:" に続けて電話番号を指定します。
例外:
IllegalStateException - 待ち受け実行の非活性化状態で呼び出された場合に発生します。
NullPointerException - 引数 phoneNumber に null が渡された場合に発生します。
IllegalArgumentException - 引数 phoneNumber に不正な文字列が指定された場合に発生します。
IllegalArgumentException - 引数 phoneNumber に実装がサポートしている以上の長さの電話番号が指定された場合に発生します。
SecurityException - ADFにUseTelephoneキーの指定がないアプリケーションから呼び出された場合に発生します。
SecurityException - ロック機能などのネイティブ独自のセキュリティ設定により音声発信またはテレビ電話発信が許可されない場合に発生します。 ダイアル発信制限が設定されている場合も含みます。
IllegalStateException - [DoJa-2.1 以降] 音声・テレビ電話通話中に呼び出された場合に発生します。
IllegalStateException - [DoJa-4.1 (902i) 以降] PTT呼通信中に呼び出された場合に発生します。

call

public static final void call(XString phoneNumber)
音声発信機能/PTT 呼発信機能、または、テレビ電話発信機能を呼び出します。

引数に通常の文字列ではなくXStringを指定する以外、 call(String)メソッドと同じです。

パラメータ:
phoneNumber - 電話番号を表すXStringの文字列を指定します。
例外:
IllegalStateException - 待ち受け実行の非活性化状態で呼び出された場合に発生します。
NullPointerException - 引数 phoneNumber に null が渡された場合に発生します。
IllegalArgumentException - 引数 phoneNumber に不正な文字列が指定された場合に発生します。
IllegalArgumentException - 引数 phoneNumber に実装がサポートしている以上の長さの電話番号が指定された場合に発生します。
SecurityException - ADFにUseTelephoneキーの指定がないアプリケーションから呼び出された場合に発生します。
SecurityException - ロック機能などのネイティブ独自のセキュリティ設定により音声発信が許可されない場合に発生します。 ダイアル発信制限が設定されている場合も含みます。
IllegalStateException - [DoJa-2.1 以降] 音声・テレビ電話通話中に呼び出された場合に発生します。
IllegalStateException - [DoJa-4.1 (902i) 以降] PTT呼通信中に呼び出された場合に発生します。
導入されたバージョン:
DoJa-3.0 (505i)

call

public static final void call(String telType,
                              XString phoneNumber)

音声発信機能/PTT 呼発信機能、または、テレビ電話発信機能を呼び出します。

第1引数に "tel-av:" を、第2引数に通常の文字列ではなくXStringで電話番号を指定する以外、 call(String)メソッドと同じです。

パラメータ:
telType - テレビ電話発信であることを表す文字列 "tel-av:" を指定します。
phoneNumber - 電話番号を表すXStringの文字列を指定します。
例外:
IllegalStateException - 待ち受け実行の非活性化状態で呼び出された場合に発生します。
NullPointerException - 引数 telType または phoneNumber に null が渡された場合に発生します。
IllegalArgumentException - 引数 telType に "tel-av:" 以外の文字列が指定された場合に発生します。
IllegalArgumentException - 引数 phoneNumber に不正な文字列が指定された場合に発生します。
IllegalArgumentException - 引数 phoneNumber に実装がサポートしている以上の長さの電話番号が指定された場合に発生します。
SecurityException - ADFにUseTelephoneキーの指定がないアプリケーションから呼び出された場合に発生します。
SecurityException - ロック機能などのネイティブ独自のセキュリティ設定によりテレビ電話発信が許可されない場合に発生します。 ダイアル発信制限が設定されている場合も含みます。
IllegalStateException - [DoJa-2.1 以降] 音声・テレビ電話通話中に呼び出された場合に発生します。
IllegalStateException - [DoJa-4.1 (902i) 以降] PTT呼通信中に呼び出された場合に発生します。
導入されたバージョン:
DoJa-3.5 (900i)

getProperty

public static final String getProperty(String key)
指定されたキーに該当するプロパティ値を取得します。
取得できるプロパティのキーは、"terminal-id"と"user-id"の いずれかです。
無効なキーが指定された場合はnullを返します。

[DoJa-4.1 (902i) 以降] "uim-version" キーを指定した場合も、 該当するプロパティ値を取得できます。 その際、ADF に GetUtn キーが指定されている必要はありません。

パラメータ:
key - プロパティを指定する文字列を指定します。
戻り値:
プロパティ値を文字列で返します。
例外:
IllegalStateException - [DoJa-3.0 (505i) 以降] ADFのGetUtnキー設定により許可されていないとSecurityExceptionが 発生するプロパティのキーを指定して、 ダウンロード即起動アプリがこのメソッドを呼び出した場合に発生します。
NullPointerException - 引数にnullを指定して呼び出した場合に発生します。
IllegalArgumentException - 引数に空文字列を指定して呼び出した場合に発生します。
SecurityException - ADFのGetUtnキーのパラメータに terminalid の指定がないアプリケーションが引数に "terminal-id" を指定して呼び出した場合や、"userid" の指定がないアプリケーションが引数に "user-id" を指定して呼び出した場合に発生します。
IllegalStateException - [DoJa-4.1 (902i) 以降] UIM の情報を取得できなかった場合に発生します。
導入されたバージョン:
DoJa-2.1


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