com.nttdocomo.device
クラス Camera

Object
  拡張com.nttdocomo.device.Camera

public class Camera
extends Object

携帯電話のネイティブのカメラ機能を呼び出して、 静止画/動画を撮影する機能にアクセスする手段を提供します。

静止画を撮影するためには、takePicture()メソッドを呼び出します。 呼び出し前に指定した画像サイズ、画質、連写モード、フレーム画像、接写モードを反映して、 静止画を撮影するモードでカメラ機能を立ち上げます。

動画を撮影するためには、takeMovie()メソッドを呼び出します。 呼び出し前に指定した画像サイズ、画質、マイク音量、接写モードを反映して、 動画を撮影するモードでカメラ機能を立ち上げます。

カメラ機能を立ち上げたら、 撮影時にユーザ操作により静止画と動画の撮影モードを切り替えることはできません。 また、カメラ機能を立ち上げる前に指定した画像サイズ、画質、連写モード、 フレーム画像、マイク音量の設定についても、 ユーザ操作により変更することはできません。

なお、これらの設定はiアプリからの撮影時のみに有効です。

ユーザの操作によりカメラ機能が終了すると、 takePicture/takeMovieメソッドから復帰します。 ユーザがカメラ機能で撮影を行い、撮影画像を保存した場合は、 カメラオブジェクト内にその撮影画像が保持されます。 ユーザが撮影を行わなかったり、あるいは撮影画像を保存しなかった場合は、 カメラオブジェクト内に撮影画像は保持されません。

カメラ機能は、コード認識機能と同じカメラデバイスを使用します。 そのため、同じカメラIDを持つCamera オブジェクトとCodeReaderオブジェクトは互いに状態に影響を与えます。 カメラ機能を用いて撮影を行った後にコード認識を行った場合は、 Cameraオブジェクトから撮影画像を取り出せる保証はありません。 同様に、コード認識を行った後にカメラ機能を用いて撮影を行った場合は、 CodeReaderオブジェクトからコード認識の結果を取り出せる保証はありません。

[DoJa-4.1 (902iS) 以降]
i アプリからのフォーカス切り替えをサポートしているかどうかは機種依存です。 i アプリからのフォーカス切り替えをサポートする場合、 ネイティブ起動中にユーザ操作により、 i アプリで設定したフォーカスを変更することができます。 なお、i アプリからネイティブ起動する場合、Camera オブジェクト内のフォーカス設定がネイティブに渡されますが、 ネイティブ起動中に行われたフォーカス設定は、Camera オブジェクト内には保持されません。

導入されたバージョン:
DoJa-3.0 (505i)

フィールドの概要
static int ATTR_CONTINUOUS_SHOT_OFF [iアプリオプションAPI]
          連写モード属性の一つで連写モードが無効であることを表します(=0)。
static int ATTR_CONTINUOUS_SHOT_ON [iアプリオプションAPI]
          連写モード属性の一つで連写モードが有効であることを表します(=1)。
static int ATTR_FRAME_OFF
          フレーム画像付きの静止画撮影の可否属性の一つで撮影不可であることを表します(=0)。
static int ATTR_FRAME_ON
          フレーム画像付きの静止画撮影の可否属性の一つで撮影可能であることを表します(=1)。
static int ATTR_QUALITY_HIGH [iアプリオプションAPI]
          画質属性の一つで品質優先を表します(=0)。
static int ATTR_QUALITY_LOW [iアプリオプションAPI]
          画質属性の一つで録画時間または画像データのサイズ優先を表します(=2)。
static int ATTR_QUALITY_STANDARD
          画質属性の一つで標準を表します(=1)。
static int ATTR_VOLUME_MAX [iアプリオプションAPI]
          マイク入力の音量調整の属性の一つで最大音量を表します(=127)。
static int ATTR_VOLUME_MIN [iアプリオプションAPI]
          マイク入力の音量調整の属性の一つで最小音量(ミュート状態)を表します(=0)。
static int DEV_CONTINUOUS_IMAGES
          連写モードの連写可能な最大コマ数を表します(=3)。
static int DEV_CONTINUOUS_SHOT [iアプリオプションAPI]
          連写モードを表します(=0)。
static int DEV_FRAME_SHOT
          フレーム画像付きの静止画撮影の可否を表します(=4)。
static int DEV_QUALITY [iアプリオプションAPI]
          画質を表します(=1)。
static int DEV_SOUND [iアプリオプションAPI]
          マイク入力の音量調整を表します(=2)。
static int FOCUS_HARDWARE_SWITCH [iアプリオプションAPI]
          フォーカスの種類の一つで、フォーカス切り替えがハードウェアによる機構であることを表します(=-1)。
static int FOCUS_MACRO_MODE [iアプリオプションAPI]
          フォーカスの種類の一つで、接写モードであることを表します(=1)。
static int FOCUS_NORMAL_MODE [iアプリオプションAPI]
          フォーカスの種類の一つで、通常モードであることを表します(=0)。
 
コンストラクタの概要
protected Camera()
          アプリケーションが直接このコンストラクタを呼び出して オブジェクトを生成することはできません。
 
メソッドの概要
 void disposeImages()
          カメラオブジェクト内のすべての撮影画像を破棄します。
 int getAttribute(int attr)
          カメラの属性値を取得します。
 int[] getAvailableFocusModes()
          端末で設定できるフォーカスの種類のリストを取得します。
 int[][] getAvailableFrameSizes()
          静止画撮影時に使用可能なフレーム画像のサイズを取得します。
 int[][] getAvailableMovieSizes()
          撮影可能な動画の画像サイズを取得します。
 int[][] getAvailablePictureSizes()
          撮影可能な静止画の画像サイズを取得します。
static Camera getCamera(int id)
          カメラオブジェクトを取得します。
 int getFocusMode()
          フォーカスの設定状態を取得します。
 MediaImage getImage(int index)
          カメラオブジェクト内の、 指定されたインデックスにある撮影画像を メディアイメージオブジェクトとして取得します。
 long getImageLength(int index)
          カメラオブジェクト内の、 指定されたインデックスにある撮影画像のデータサイズを取得します。
 java.io.InputStream getInputStream(int index)
           カメラオブジェクト内の、 指定されたインデックスにある撮影画像を読み出すための 入力ストリームを取得します。
 long getMaxImageLength()
          カメラ機能にて動画撮影する場合に、撮影可能な最大データサイズを取得します。
 int getNumberOfImages()
          カメラオブジェクト内に保持されている撮影画像数を取得します。
 boolean isAvailable(int attr)
          カメラの属性が設定可能かどうかを調べます。
 void setAttribute(int attr, int value)
          カメラの属性を設定します。
 void setFocusMode(int mode) [iアプリオプションAPI]
          フォーカスを設定します。
 void setFrameImage(