com.kddi.io
インタフェース MovieConnection <Phase3>

すべてのスーパーインタフェース:
CameraConnection, javax.microedition.io.Connection

public interface MovieConnection
extends CameraConnection

ムービー撮影用 Connection インタフェースです。 スキームに "movie:" を指定して Connector.open() メソッドを呼び出すことで取得できます。

このインタフェースの capture() を呼び出すと、 MovieContent インスタンスが返されます。

このインタフェースの getAllModes()getMode() を呼び出すと、MovieMode インスタンスが返されます。

このインタフェースには CameraConnection の機能に加えて、ムービー撮影時間の取得および設定のための機能が追加されています。

ムービー撮影時間

ムービー撮影時間は、以下の操作をすると更新されます。

ムービー撮影時間が更新される操作 設定される値
Connector.open("movie:") でこのコネクションを開く デフォルト撮影モードのデフォルト撮影時間
setMode() で撮影モードの設定をする 設定した撮影モードのデフォルト撮影時間
setTime() でムービー撮影時間を設定する 設定時間

モードごとのデフォルトの撮影時間は、移動機システムに依存し、ユーザの操作などにより動的に変化します。

getTime() によってムービー撮影時間を取得したあとで setMode() を呼び出した場合は、 再度、更新後のムービー撮影時間を getTime() によって取得してください。

ムービー撮影の例

以下にムービー撮影するためのメソッド呼び出しの例を示します。


 try{
     // Connection を開く
     MovieConnection conn = ( MovieConnection ) Connector.open("movie:");
 
     // 撮影モードを設定
     conn.setMode(MovieMode.M_SIZE);

     // 撮影時間を 5 秒に設定
     // 実際に設定される時間は 5 秒とは限らない。recodeTime で確認。
     int recordTime  = conn.setTime( 5 );
 
     // カメラ起動
     MovieContent movie = ( MovieContent ) conn.capture(false);
 
     // Connection を閉じる
     conn.close();
 }
 catch( IOException e){
     // 例外発生時のエラー処理
 }

関連項目:
MovieMode, MovieContent

メソッドの概要
 int getTime()
          ムービーの撮影時間を返します。
 int setTime(int time)
          ムービーの撮影時間を設定します。
 
インタフェース com.kddi.io.CameraConnection から継承したメソッド
capture, getAllModes, getMode, setMode
 
インタフェース javax.microedition.io.Connection から継承したメソッド
close
 

メソッドの詳細

getTime

public int getTime()
ムービーの撮影時間を返します。

このメソッドが返す撮影時間は、 このメソッドの前に呼び出されたメソッドに依存します。 以下に返す時間を示します。

このメソッドの前に呼び出されたメソッド このメソッドが返す撮影時間
setTime() setTime() で設定された時間。(指定された値ではなく、戻り値であることに注意)
setMode() setMode() で設定された撮影モードのデフォルトの撮影時間
setTime()setMode() も呼び出されていない デフォルト撮影モードのデフォルト撮影時間

戻り値:
撮影時間。単位は秒。
例外:
IllegalStateException - close() のあとに呼び出された場合に発生する

setTime

public int setTime(int time)
ムービーの撮影時間を設定します。 このメソッドを呼び出したあとに setMode() を呼び出すと、 撮影時間は指定したモードのデフォルト撮影時間で更新されるので注意して下さい。

移動機システムがサポートしない値が指定された場合は、 以下の時間を設定します。

たとえば、5秒、10秒、15秒の撮影時間をサポートしているシステムで、 8 秒を指定された場合は 10 秒に、 17 秒 を指定された場合は 15 秒に設定します。
パラメータ:
time - 撮影時間。単位は秒。
戻り値:
実際に設定した撮影時間。単位は秒。
例外:
IllegalStateException - close() のあとに呼び出された場合に発生する


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