com.nttdocomo.ui
クラス AudioTrackPresenter

Object
  拡張com.nttdocomo.ui.AudioPresenter
      拡張com.nttdocomo.ui.AudioTrackPresenter
すべての実装インタフェース:
MediaPresenter

public class AudioTrackPresenter
extends AudioPresenter
 [iアプリオプションAPI]

動画のオーディオトラックを再生するためのオーディオプレゼンタです。 このクラスでは、 動画のオーディオトラックを再生するのに必要ないメソッドの利用は制限されています。 詳細は、各メソッドの説明を参照して下さい。 特に、動画のオーディオトラックは MediaImage オブジェクトであるため、 setSound(MediaImage) メソッドにて設定する必要があることに注意して下さい。

AudioPresenter.getAudioTrackPresenter() に書かれているように、 動画のオーディオトラック同士の並列再生は出来ません。

このプレゼンタと AudioPresenter を並列再生しようとした場合は、 このプレゼンタがポート指定がなく AudioPresenter.MAX_PRIORITY が指定されているかのように振る舞います。
ただし、このプレゼンタと AudioPresenter の同時再生をサポートしているかどうかは機種依存です。 サポートしていない場合は、同時再生可能数が 1 であるとみなします。
また、サポートしている場合の同時再生可能数も機種依存です。 このプレゼンタによる再生中においては、 同時再生可能数が AudioPresenter クラスに記述されているミニマムスペック未満となる場合も有り得ます。

導入されたバージョン:
DoJa-5.0 (903i)

フィールドの概要
 
クラス com.nttdocomo.ui.AudioPresenter から継承したフィールド
ATTR_SYNC_OFF, ATTR_SYNC_ON, AUDIO_COMPLETE, AUDIO_LOOPED, AUDIO_PAUSED, AUDIO_PLAYING, AUDIO_RESTARTED, AUDIO_STOPPED, AUDIO_SYNC, CHANGE_TEMPO, LOOP_COUNT, MAX_OPTION_ATTR, MAX_PRIORITY, MAX_VENDOR_ATTR, MAX_VENDOR_AUDIO_EVENT, MIN_OPTION_ATTR, MIN_PRIORITY, MIN_VENDOR_ATTR, MIN_VENDOR_AUDIO_EVENT, NORM_PRIORITY, PRIORITY, SET_VOLUME, SYNC_MODE, TRANSPOSE_KEY
 
コンストラクタの概要
protected AudioTrackPresenter()
          アプリケーションが直接このクラスのインスタンスを生成することはできません。
 
メソッドの概要
 Audio3D getAudio3D()
          このクラスのインスタンスに対して呼び出すことはできません。
 int getCurrentTime()
           曲頭からの演奏時間をms単位で返します。
 int getTotalTime()
           曲全体の演奏時間をms単位で返します。
 void pause()
           動画のオーディオトラックの再生を一時停止します。
 void play()
           曲頭から、動画のオーディオトラックの再生を開始します。
 void play(int time)
           再生開始位置を指定して、動画のオーディオトラックの再生を開始します。
 void restart()
           動画のオーディオトラックの再生を再開します。
 void setAttribute(int attr, int value)
           再生方法に関する属性値を設定します。
 void setSound(MediaImage sound)
           オーディオトラックのみで構成されたメディアイメージをセットします。
 void setSound(MediaSound sound)
          このクラスのインスタンスに対して呼び出すことはできません。
 void setSyncEvent(int channel, int key)
          このクラスのインスタンスに対して呼び出すことはできません。
 
クラス com.nttdocomo.ui.AudioPresenter から継承したメソッド
getAudioPresenter, getAudioPresenter, getAudioTrackPresenter, getMediaResource, setData, setMediaListener, stop
 
クラス Object から継承したメソッド
equals, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

AudioTrackPresenter

protected AudioTrackPresenter()
アプリケーションが直接このクラスのインスタンスを生成することはできません。

メソッドの詳細

play

public void play()

曲頭から、動画のオーディオトラックの再生を開始します。

play(0) を呼び出したのと同じ振る舞いをします。

定義:
インタフェース MediaPresenter 内の play
オーバーライド:
クラス AudioPresenter 内の play
例外:
UIException - 動画のオーディオトラックがセットされていない場合に発生します (ILLEGAL_STATE)。
UIException - 動画のオーディオトラックが use() されていない場合に発生します(ILLEGAL_STATE)。
UIException - オーディオ再生のためのリソースが確保できない場合に発生します (NO_RESOURCES)
UIException - ネイティブ側で再生開始に失敗した場合に発生します (ILLEGAL_STATE)。
UIException - 音声・テレビ電話通話中に呼び出された場合に発生します (BUSY_RESOURCE)。
UIException - [DoJa-5.0 (903i) のみ] 音楽プレイヤーを優先モードで実行中に呼び出された場合に発生します (BUSY_RESOURCE)。
UIException - PTT 呼通信中の場合に発生します(BUSY_RESOURCE)。

play

public void play(int time)

再生開始位置を指定して、動画のオーディオトラックの再生を開始します。 このメソッドが呼ばれた時にオーディオ再生のためのリソース確保を行います。

データを最後まで再生したら自動的に停止します。 再生中に play() メソッドが呼ばれた場合は、 再生を停止して再び先頭から再生を開始します。

リスナが登録されている場合には、このメソッドにより再生が開始された時に、 イベントタイプ AudioPresenter.AUDIO_PLAYING でリスナが起動され、 最後まで再生が完了すると、AudioPresenter.AUDIO_COMPLETE でリスナが起動されます。

一時停止や停止せずに曲頭から再生した場合に、 指定した経過時間がかかるポイントから再生を開始します。
動画のオーディオトラックの再生時間の長さ以上の値を引数 time に指定した時は、 イベントタイプ AudioPresenter.AUDIO_PLAYING でリスナが起動された後、 即座に、AudioPresenter.AUDIO_COMPLETE でリスナが起動されます。

オーバーライド:
クラス AudioPresenter 内の play
パラメータ:
time - 再生を開始する位置を、 動画のオーディオトラックの先頭からのミリ秒で指定します。 0 を指定すると曲頭からの再生となります。
例外:
UIException - 動画のオーディオトラックがセットされていない場合に発生します (ILLEGAL_STATE)。
IllegalArgumentException - 引数 time に 0 未満の値が指定された場合に発生します。
UIException - 動画のオーディオトラックが use() されていない場合に発生します(ILLEGAL_STATE)。
UIException - オーディオ再生のためのリソースが確保できない場合に発生します (NO_RESOURCES)
UIException - ネイティブ側で再生開始に失敗した場合に発生します (ILLEGAL_STATE)。
UIException - 音声・テレビ電話通話中に呼び出された場合に発生します (BUSY_RESOURCE)。
UIException - [DoJa-5.0 (903i) のみ] 音楽プレイヤーを優先モードで実行中に呼び出された場合に発生します (BUSY_RESOURCE)。
UIException - PTT 呼通信中の場合に発生します(BUSY_RESOURCE)。

setAttribute

public void setAttribute(int attr,
                         int value)

再生方法に関する属性値を設定します。 動作の詳細は、スーパークラスの同名メソッドの説明を参照して下さい。 ただし、スーパークラスと異なり、属性のサポート状況は以下の通りです。

制御可能なもの:
制御不可能なもの:
制御可能かどうか機種依存なもの:

定義:
インタフェース MediaPresenter 内の setAttribute
オーバーライド:
クラス AudioPresenter 内の setAttribute
パラメータ:
attr - 設定する属性を指定します。
value - 設定する属性の値を指定します。
例外:
IllegalArgumentException - 引数 attr で指定された有効な属性に対して、 引数 value に不正な値が指定された場合に発生します。

setSyncEvent

public void setSyncEvent(int channel,
                         int key)
このクラスのインスタンスに対して呼び出すことはできません。 このメソッドを呼び出すと、 常に UnsupportedOperationException 例外が発生します。

オーバーライド:
クラス AudioPresenter 内の setSyncEvent
パラメータ:
channel - 指定に意味を持ちません。
key - 指定に意味を持ちません。
例外:
UnsupportedOperationException - このメソッドが呼ばれた場合に発生します。

setSound

public void setSound(MediaImage sound)

オーディオトラックのみで構成されたメディアイメージをセットします。

指定したメディアイメージが動画でない場合や、 動画であっても、以下のような場合には例外 UIException(UNSUPPORTED_FORMAT) が発生します。

  • 動画にオーディオトラック以外が含まれている場合
  • 動画のオーディオトラックが再生不可能な場合
  • その他、再生が禁止されている場合

現時点では擬似ストリーミング再生には対応していません。 指定したメディアイメージが擬似ストリーミング再生用である場合には、例外 UnsupportedOperationException が発生します。

パラメータ:
sound - 動画のオーディオトラックを表すメディアイメージを指定します。
例外:
UnsupportedOperationException - 引数 sound で指定されたメディアイメージが擬似ストリーミング再生用である場合に発生します。
UIException - 再生中にこのメソッドを呼び出そうとした場合に発生します(ILLEGAL_STATE)。
NullPointerExceptionsetSyncEvent
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channel -