com.jblend.graphics.m3d
クラス Vector3D　＜Phase3＞

java.lang.Object
  |
  +--com.jblend.graphics.m3d.Point3D
        |
        +--com.jblend.graphics.m3d.Vector3D

public class Vector3D

extends Point3D

3次元ベクトル(固定小数点数)を保持するクラスです。

このベクトルの各成分は、1.0 を 4096 にマッピングする固定小数点数として扱われます。 したがって、normalize() によって正規化された後の単位ベクトルの長さは 4096 です。

コンストラクタの概要

Vector3D()
ベクトルを (0, 0) として生成します。

Vector3D(int x, int y, int z)
ベクトル値を指定して生成します。

Vector3D(Point3D p1, Point3D p2)
座標値の 2 点からベクトルを生成します。

メソッドの概要

void	cross(Vector3D v) このベクトルと指定されたベクトルの外積を計算した結果を、 このベクトルに設定します。
void	cross(Vector3D v1, Vector3D v2) 指定された 2 つのベクトルの外積を計算した結果を、 このオブジェクトに設定します。
int	dot(Vector3D v) このベクトルと、指定されたベクトルの内積を計算した結果を返します。
static int	dot(Vector3D v1, Vector3D v2) 指定された 2 つのベクトルの内積を計算した結果を返します。
void	normalize() このベクトルを正規化して単位ベクトルにします。

クラス com.jblend.graphics.m3d.Point3D から継承したメソッド

get, getX, getY, getZ, set, setX, setY, setZ

クラス java.lang.Object から継承したメソッド

equals, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

Vector3D

public Vector3D()

ベクトルを (0, 0) として生成します。

Vector3D

public Vector3D(int x,
                int y,
                int z)

ベクトル値を指定して生成します。

パラメータ:

x - ベクトルの x 成分

y - ベクトルの y 成分

z - ベクトルの z 成分

Vector3D

public Vector3D(Point3D p1,
                Point3D p2)

座標値の 2 点からベクトルを生成します。

パラメータ:

p1 - 方向となる座標点

p2 - 起点となる座標点

メソッドの詳細

normalize

public void normalize()

このベクトルを正規化して単位ベクトルにします。

dot

public int dot(Vector3D v)

このベクトルと、指定されたベクトルの内積を計算した結果を返します。

dot(this, v) の戻り値と同じ結果を返します。

パラメータ:

v - このベクトルと内積をとるベクトル

戻り値:

内積の値

dot

public static int dot(Vector3D v1,
                      Vector3D v2)

指定された 2 つのベクトルの内積を計算した結果を返します。

パラメータ:

v1 - 内積をとるベクトル

v2 - 内積をとるベクトル

戻り値:

v1 と v2 の内積の値

cross

public void cross(Vector3D v)

このベクトルと指定されたベクトルの外積を計算した結果を、 このベクトルに設定します。

パラメータ:

v - 外積をとるベクトル

cross

public void cross(Vector3D v1,
                  Vector3D v2)

指定された 2 つのベクトルの外積を計算した結果を、 このオブジェクトに設定します。

パラメータ:

u - 外積をとるベクトル

v - 外積をとるベクトル