com.docomostar.ui
クラス TouchEventObject

Object
  上位を拡張 com.docomostar.ui.TouchEventObject

public class TouchEventObject
extends Object
 [iアプリオプションAPI]

タッチパネル上の操作によるイベントを表すクラスです。

このクラスで定義されているタッチパネル上の操作によるイベントが発生すると、このクラスのオブジェクトが Canvas.onTouchEvent(TouchEventObject) へ配送されます。

getType() メソッドにより、 タッチパネル上の操作イベントの種別を取得することができます。

タッチパネル上の操作イベントに対応する点にはそれぞれ固有の値(ID)が割り振られています。 ID は getPointerId() メソッドで取得することができます。 この ID から、どの点がどのように動いたかを追跡することが可能です。 一つの ID に対するタッチパネル上の操作はタッチ操作、ムーブ操作、リリース操作の順となり、 タッチ操作から開始され、リリース操作で終了します。 ムーブ操作によるイベントは、タッチパネル上の点が移動している間に一定の間隔で発生します。

getX() メソッド、getY() メソッドにより、タッチパネル上の操作イベントに対応する点の X, Y 座標を取得することができます。 タッチパネルの座標は、常に Star アプリ描画領域の画面左上を原点とした絶対座標で返されます。 Graphics.setOrigin(int, int) メソッド等によって、Canvas に関連付けられた Graphics オブジェクトの描画における座標系が変更されていたとしても、それらの設定の影響は受けません。

導入されたバージョン:
Star-2.0
関連項目:
Canvas.onTouchEvent(TouchEventObject), TouchDevice

フィールドの概要
static int TOUCH_MOVED
           タッチパネル上の操作イベントを表す定数の一つで、タッチパネルデバイスのムーブ操作イベントを表します(=1)。
static int TOUCH_PRESSED
           タッチパネル上の操作イベントを表す定数の一つで、タッチパネルデバイスのタッチ操作イベントを表します(=0)。
static int TOUCH_RELEASED
           タッチパネル上の操作イベントを表す定数の一つで、タッチパネルデバイスのリリース操作イベントを表します(=2)。
 
コンストラクタの概要
TouchEventObject(int eventType, int pointerId, int x, int y)
          コンストラクタです。
 
メソッドの概要
 int getPointerId()
          タッチパネル上の操作イベントに対応する点を表すIDを取得します。
 int getType()
          タッチパネル上の操作イベントの種別を取得します。
 int getX()
          タッチパネル上の操作イベントに対応する点のX座標を取得します。
 int getY()
          タッチパネル上の操作イベントに対応する点のY座標を取得します。
 
クラス Object から継承されたメソッド
equals, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

TOUCH_PRESSED

public static final int TOUCH_PRESSED

タッチパネル上の操作イベントを表す定数の一つで、タッチパネルデバイスのタッチ操作イベントを表します(=0)。

具体的には、タッチパネルに指やスタイラスペンなどを触れる操作を表しています。

関連項目:
定数フィールド値

TOUCH_MOVED

public static final int TOUCH_MOVED

タッチパネル上の操作イベントを表す定数の一つで、タッチパネルデバイスのムーブ操作イベントを表します(=1)。

具体的には、タッチパネルに触れた状態のまま指やスタイラスペンなどを移動させる操作を表しています。

関連項目:
定数フィールド値

TOUCH_RELEASED

public static final int TOUCH_RELEASED

タッチパネル上の操作イベントを表す定数の一つで、タッチパネルデバイスのリリース操作イベントを表します(=2)。

具体的には、タッチパネルから指やスタイラスペンなどを離す操作を表しています。

関連項目:
定数フィールド値
コンストラクタの詳細

TouchEventObject

public TouchEventObject(int eventType,
                        int pointerId,
                        int x,
                        int y)
コンストラクタです。 パラメータのエラーチェックは行いません。

パラメータ:
eventType - getType() で得られるべき値を指定します。
pointerId - getPointerId() で得られるべき値を指定します。
x - getX() で得られるべき値を指定します。
y - getY() で得られるべき値を指定します。
メソッドの詳細

getType

public int getType()
タッチパネル上の操作イベントの種別を取得します。

戻り値:
タッチパネル上の操作イベントの種別を返します。
関連項目:
TOUCH_PRESSED, TOUCH_MOVED, TOUCH_RELEASED

getPointerId

public int getPointerId()
タッチパネル上の操作イベントに対応する点を表すIDを取得します。

戻り値:
タッチパネル上の操作イベントに対応する点を表すIDを返します。

getX

public int getX()
タッチパネル上の操作イベントに対応する点のX座標を取得します。

戻り値:
タッチパネル上の操作イベントに対応する点のX座標を返します。

getY

public int getY()
タッチパネル上の操作イベントに対応する点のY座標を取得します。

戻り値:
タッチパネル上の操作イベントに対応する点のY座標を返します。


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