com.docomostar.device.location
クラス Degree

Object
  上位を拡張 com.docomostar.device.location.Degree

public class Degree
extends Object
 [iアプリオプションAPI]

緯度・経度・方位角などの角度を表します。 角度は、DEGREE 単位と DMS 単位を取得可能ですが、 どの場合でも、内部的には DEGREE 単位の値が保持されており、 必要に応じてDMS 単位への変換が行われます。 その際、DEGREE 単位から DMS 単位へ変換した場合は、 得られる値の精度が落ちることに注意してください。

導入されたバージョン:
Star-1.0

コンストラクタの概要
Degree(double degree)
          DEGREE 単位で角度を指定して、 このオブジェクトを生成します。
Degree(int degree, int minute, float second)
           DMS 単位で角度を指定して、このオブジェクトを生成します。
 
メソッドの概要
 int getDegreePart()
           この角度を DMS 単位で表した場合の degree 部分を取得します。
 double getDegreeValue()
           この角度を DEGREE 単位で表した場合の値を取得します。
 int getMinutePart()
           この角度を DMS 単位で表した場合の minute 部分を取得します。
 float getSecondPart()
           この角度を DMS 単位で表した場合の second 部分の値を取得します。
 
クラス Object から継承されたメソッド
equals, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

Degree

public Degree(int degree,
              int minute,
              float second)

DMS 単位で角度を指定して、このオブジェクトを生成します。

-512 度 0 分 0.0 秒以上、512 度 0 分 0.0 秒未満の値が指定できます。 負の角度を指定する場合は、引数 degree を負の値として下さい。 例えば、-40 度 15 分 23.456 秒 を指定したい時には、 new Degree(-40, 15, 23.456) とします。

引数 second に小数第4位以下が存在する値を与えた場合、 小数第4位で四捨五入されます。

パラメータ:
degree - DMS 単位の degree 部を指定します。 区間 [-512, 512) に含まれている必要があります。
minute - DMS 単位の minute 部を指定します。 区間 [0, 60) に含まれている必要があります。
second - DMS 単位の second 部を指定します。 区間 [0.0, 60.0) に含まれている必要があります。
例外:
UnsupportedOperationException -
位置情報取得機能をサポートしていない場合に発生します。
IllegalArgumentException -
引数 degree が、区間 [-512, 512) に含まれていない場合に発生します。
IllegalArgumentException -
引数 minute が、区間 [0, 60) に含まれていない場合に発生します。
IllegalArgumentException -
引数 second が、 区間 [0.0, 60.0) に含まれていない場合(引数 second が Float.NaN の場合も含む)に発生します。
IllegalArgumentException -
-512 度 0 分 0.0 秒未満の角度を表現する値の組み合わせや、 512 度 0 分 0.0 秒以上の角度を表現する値の組み合わせが指定された場合に発生します。

Degree

public Degree(double degree)
DEGREE 単位で角度を指定して、 このオブジェクトを生成します。

パラメータ:
degree - 角度を DEGREE 単位で指定します。 区間 [-512.0, 512.0) に含まれている値が指定できます。
例外:
UnsupportedOperationException -
位置情報取得機能をサポートしていない場合に発生します。
IllegalArgumentException -
引数 degree に区間 [-512.0, 512.0) に含まれていない値が指定された場合や、 Double.NaN が指定された場合に発生します。
メソッドの詳細

getDegreePart

public int getDegreePart()

この角度を DMS 単位で表した場合の degree 部分を取得します。 値域についての正規化は行われません。 すなわち、コンストラクタで +200 度と指定した場合には 200 が、 -250 度と指定した場合には -250 が返されます。

取得した値には、 DMS 単位への変換に伴なう丸め誤差が含まれている可能性があります。

戻り値:
DMS 単位で表した場合の degree 部分を返します。

getMinutePart

public int getMinutePart()

この角度を DMS 単位で表した場合の minute 部分を取得します。

取得した値には、 DMS 単位への変換に伴なう丸め誤差が含まれている可能性があります。

戻り値:
DMS 単位で表した場合の minute 部分を返します。

getSecondPart

public float getSecondPart()

この角度を DMS 単位で表した場合の second 部分の値を取得します。

取得した値には、 DMS 単位への変換に伴なう丸め誤差が含まれている可能性があります。

戻り値:
DMS 単位で表した場合の second 部分を返します。

getDegreeValue

public double getDegreeValue()

この角度を DEGREE 単位で表した場合の値を取得します。

値域についての正規化は行われません。 すなわち、コンストラクタで +250.0 度と指定した場合には 250.0 が、 -210.0 度と指定した場合には -210.0 が返されます。

このオブジェクトが Degree(int,int,float) によって生成された場合、取得した値には DEGREE 単位への変換に伴なう丸め誤差が含まれている可能性があります。

一方、このオブジェクトが Degree(double) によって生成された場合、取得した値には誤差は含まれません。

戻り値:
DEGREE 単位で表した場合の値を返します。


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