com.docomostar
クラス StarEventObject

Object
  上位を拡張 com.docomostar.StarEventObject
直系の既知のサブクラス:
AudioOutputEvent, BluetoothConnectionEvent, BluetoothEvent, CalledByDTVEvent, ClockTickEvent, FelicaAdhocEvent, FelicaPushedEvent, FrameChangedEvent, InvitedEvent, MessageFolderChangedEvent, PlayerEvent

public abstract class StarEventObject
extends Object

Star アプリケーションにおけるイベントを表すクラスです。

このクラスに定義されているイベントタイプは、 StarApplication.addEventListener(int, StarEventListener) および StarApplication.addWakeupEvent(int) に登録することができます。

イベント発生時の振る舞いは、それら各メソッドへのイベント登録の有無や、 イベント発生時のアプリケーションの状態(StarApplication クラス説明参照)によって異なります。 以下に詳細を説明します。

Started 状態・Active 状態における振る舞い:
発生したイベントが addEventListener で登録してある場合、 対応する(登録しておいた)リスナがコールバックされます。
ここで、addWakeupEvent へのイベント登録の有無は関係ありません。
StarApplication.suspend() 呼び出し以外による Suspended 状態における振る舞い:

原則として、発生したイベントが addEventListener を用いて登録されている場合でも、 対応するリスナはコールバックされません。

イベントの種類によっては、 レジューム時に遅延してコールバックされるものもあります。 そのようなイベントは、 何らかの契機でレジュームした際に遅延してコールバックされることになります。 ここで、addWakeupEvent へのイベント登録の有無は関係ありません。

このクラスで定義されているイベント定数が、 そのような遅延コールバックの対象である場合は、 当該イベント定数の説明文中に 「イベント発生時の振る舞いに関する特記事項」 として「このイベントは、起床イベントの効力が及ばないサスペンド時においても、 レジューム時にリスナが遅延コールバックされます」と記載されています。

なお、 そのような遅延コールバック対象のイベントが複数種類発生していた場合には、 各種類のイベントについて、それぞれ、 対応するリスナが遅延してコールバックされます。 同種類のイベントが複数回発生していた場合は、 各種類ごとに、一番最後に発生した(最新の)イベントについてのみ、 対応するリスナが遅延してコールバックされます。 (STAR_MESSAGE_FOLDER_CHANGED イベントについては、複数回発生していた場合の振る舞いが少し異なります。 詳細は当該イベント定数の説明を参照してください。)

StarApplication.suspend() 呼び出しによる Suspended 状態における振る舞い:
発生したイベントが addWakeupEvent を用いて登録されていない場合:
StarApplication.suspend() 呼び出し以外によるSuspended 状態における振る舞い」と同様です。
発生したイベントが addWakeupEvent を用いて登録されている場合:
  • イベント発生と同時に即座にレジュームし、 レジューム時にコールバックされる StarApplication.activated(int) の引数に、発生したイベント定数が設定されます。 加えて、発生したイベントが addEventListener を用いて登録されている場合は、対応するリスナもコールバックされます。
  • 音声通話中やミニアプリの Unselected 状態下など、 イベント発生と同時に即座にレジュームできないケースでは、 アプリケーションがレジュームできる状態になり次第、 レジュームします。 レジューム時には、 即座にレジュームできない状態で複数回かつ複数種類、 対象となるイベントが発生していた場合も含めて、 以下のように振る舞います。
    • レジューム時にコールバックされる StarApplication.activated(int) の引数は、対象となるイベント定数のいずれか1つが設定されます。 ただし、引数に、起床タイマイベントである StarApplication.ACTIVATED_BY_WAKEUP_TIMER_DELAYED が設定されるようなケース(詳細は StarApplication.setWakeupTimer(long) 参照)では、 そちらが優先され、常に StarApplication.ACTIVATED_BY_WAKEUP_TIMER_DELAYED が引数に設定されます。
    • 発生したイベントのうち、 addEventListener にて登録されているものは、 各種類のイベントについて、 それぞれ、対応するリスナがコールバックされます。 ただし、同種類のイベントが複数回発生していた場合は、 各種類ごとに、一番最後に発生した(最新の)イベントについてのみ、 対応するリスナがコールバックされます。 (STAR_MESSAGE_FOLDER_CHANGED イベントについては、複数回発生していた場合の振る舞いが少し異なります。 詳細は当該イベント定数の説明を参照してください。)

StarEventListener によって通知されるイベントは、 全てこのクラスを継承しています。 また、具体的なイベントタイプは getType() を呼び出すことで知ることができます。

導入されたバージョン:
Star-1.0
関連項目:
StarApplication.addEventListener(int, StarEventListener), StarApplication.addWakeupEvent(int)

フィールドの概要
static int STAR_AUDIO_OUTPUT_PATH_CHANGED
           端末の音声出力先が変更された時に生成されるイベントタイプです(=14)。
static int STAR_AVPLAYER_NOTIFIED [iアプリオプションAPI]
           音楽プレイヤーから何らかのイベントが通知されたことを表すイベントタイプです(=13)。
static int STAR_BLUETOOTH_CONNECT_REQUEST_RECEIVED [iアプリオプションAPI]
          Bluetooth 外部機器から接続要求を受信した時に生成されるイベントです(=17)。
static int STAR_BLUETOOTH_OPERATION_RECEIVED [iアプリオプションAPI]
          Bluetooth 接続された外部機器からのオペレーションを受信した時に生成されるイベントです(=16)。
static int STAR_CALLED_BY_DTV [iアプリオプションAPI]
           デジタルテレビアプリケーションから呼び出されたことを表すイベントタイプです(=9)。
static int STAR_CLOCK_UPDATED
           ネイティブの時計の時刻が変化したことを表すイベントタイプです(=6)。
static int STAR_FACE_STATECHANGE_MINI_FOCUSED
          アプリケーションの表示状態が、 ミニアプリの Focused 状態に遷移した時に生成されるイベントタイプです(=3)。
static int STAR_FACE_STATECHANGE_MINI_SELECTED
          アプリケーションの表示状態が、 ミニアプリの Selected 状態に遷移した時に生成されるイベントタイプです(=5)。
static int STAR_FACE_STATECHANGE_MINI_UNFOCUSED
          アプリケーションの表示状態が、 ミニアプリの Unfocused 状態に遷移した時に生成されるイベントタイプです(=4)。
static int STAR_FELICA_ADHOC_REQUEST_RECEIVED [iアプリオプションAPI]
           アドホック通信による連続データ転送に関して、 クライアント側より、この端末のこのアプリケーションが通信相手として指定されたことを表すイベントタイプです(=12)。
static int STAR_FELICA_PUSHED [iアプリオプションAPI]
           外部 R/W から Push 通知を受信したことを表すイベントタイプです(=11)。
static int STAR_FRAME_CHANGED
           フレームが切り替わったことを表すイベントタイプです(=7)。
static int STAR_INVITED
          招集メッセージにより起動要求を受信した際に生成されるイベントタイプです(=10)。
static int STAR_MESSAGE_FOLDER_CHANGED
           メッセージ Star アプリで、 フォルダに変更があったことを表すイベントタイプです(=8)。
static int STAR_STATECHANGE_CLAM_CLOSE [iアプリオプションAPI]
          端末が開状態から閉状態に遷移した時に生成されるイベントタイプです(=2)。
static int STAR_STATECHANGE_CLAM_OPEN [iアプリオプションAPI]
           端末が閉状態から開状態に遷移した時に生成されるイベントタイプです(=1)。
static int STAR_WALKING_NAVIGATION_STOPPED [iアプリオプションAPI]
          歩行情報の計測が停止した時に生成されるイベントタイプです(=15)。
 
コンストラクタの概要
protected StarEventObject(int eventType)
          コンストラクタです。
 
メソッドの概要
 int getType()
          このオブジェクトのイベントタイプを取得します。
 
クラス Object から継承されたメソッド
equals, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

STAR_FACE_STATECHANGE_MINI_FOCUSED

public static final int STAR_FACE_STATECHANGE_MINI_FOCUSED
アプリケーションの表示状態が、 ミニアプリの Focused 状態に遷移した時に生成されるイベントタイプです(=3)。

フルアプリ実行中に、引数にこのイベントを指定して StarApplication.addEventListener(int, StarEventListener)、 あるいは StarApplication.addWakeupEvent(int) を呼び出すと、 IllegalStateException が発生します。

関連項目:
定数フィールド値

STAR_FACE_STATECHANGE_MINI_UNFOCUSED

public static final int STAR_FACE_STATECHANGE_MINI_UNFOCUSED
アプリケーションの表示状態が、 ミニアプリの Unfocused 状態に遷移した時に生成されるイベントタイプです(=4)。

フルアプリ実行中に、引数にこのイベントを指定して StarApplication.addEventListener(int, StarEventListener)、 あるいは StarApplication.addWakeupEvent(int) を呼び出すと、 IllegalStateException が発生します。

関連項目:
定数フィールド値

STAR_FACE_STATECHANGE_MINI_SELECTED

public static final int STAR_FACE_STATECHANGE_MINI_SELECTED
アプリケーションの表示状態が、 ミニアプリの Selected 状態に遷移した時に生成されるイベントタイプです(=5)。

フルアプリ実行中に、引数にこのイベントを指定して StarApplication.addEventListener(int, StarEventListener)、 あるいは StarApplication.addWakeupEvent(int) を呼び出すと、 IllegalStateException が発生します。

関連項目:
定数フィールド値

STAR_STATECHANGE_CLAM_OPEN

public static final int STAR_STATECHANGE_CLAM_OPEN [iアプリオプションAPI]

端末が閉状態から開状態に遷移した時に生成されるイベントタイプです(=1)。

なお、折りたたみ型とフリップ型でない端末では、 ハードキー(メインのキーパッド)が操作不可能な状態から操作可能な状態に遷移した場合に、 このイベントが発生します。

このイベントが発生した契機で PhoneSystem.DEV_FOLDING の属性値が PhoneSystem.ATTR_FOLDING_CLOSE から PhoneSystem.ATTR_FOLDING_OPEN に変わります。

折りたたみ状態の変化がない端末では、引数にこのイベントを指定して StarApplication.addEventListener(int, StarEventListener)、 あるいは StarApplication.addWakeupEvent(int) を呼び出すと、 UnsupportedOperationException が発生します。

関連項目:
PhoneSystem.DEV_FOLDING, PhoneSystem.ATTR_FOLDING_CLOSE, PhoneSystem.ATTR_FOLDING_OPEN, 定数フィールド値

STAR_STATECHANGE_CLAM_CLOSE

public static final int STAR_STATECHANGE_CLAM_CLOSE [iアプリオプションAPI]
端末が開状態から閉状態に遷移した時に生成されるイベントタイプです(=2)。

なお、折りたたみ型とフリップ型でない端末では、 ハードキー(メインのキーパッド)が操作可能な状態から操作不可能な状態に遷移した場合に、 このイベントが発生します。

このイベントが発生した契機で PhoneSystem.DEV_FOLDING の属性値が PhoneSystem.ATTR_FOLDING_OPEN から PhoneSystem.ATTR_FOLDING_CLOSE に変わります。

折りたたみ状態の変化がない端末では、引数にこのイベントを指定して StarApplication.addEventListener(int, StarEventListener)、 あるいは StarApplication.addWakeupEvent(int) を呼び出すと、 UnsupportedOperationException が発生します。

関連項目:
PhoneSystem.DEV_FOLDING, PhoneSystem.ATTR_FOLDING_CLOSE, PhoneSystem.ATTR_FOLDING_OPEN, 定数フィールド値

STAR_CLOCK_UPDATED

public static final int STAR_CLOCK_UPDATED

ネイティブの時計の時刻が変化したことを表すイベントタイプです(=6)。
普段は StarApplication.suspenListener(int, StarEventListener)