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| フレームあり フレームなし | ||||||||
| 概要: 内部クラス | フィールド | コンストラクタ | メソッド | 詳細: フィールド | コンストラクタ | メソッド | |||||||
java.lang.Object | +--com.kddi.system.PhoneSystem
移動機のデバイスに関する状態取得や制御のためのクラスです。以下の機能が提供されます。
移動機の型番を取得するには、getID()メソッドを使用します。getID()は型番を示す英数字4桁の文字列をStringオブジェクトで返します。型番を示す文字列は以下のようになります。
メーカーコード2ケタ + 機種コード2ケタ
移動機が検出している電界強度を取得するには、
getIntensity() メソッドを使用します。
下記にそれぞれの電界強度に対する getIntensity()
の戻り値を示します。
| 電界強度 | getIntensity()メソッド戻り値（int型） |
|---|---|
| 圏外 | NONE |
| 電界弱 | LOW |
| 電界中 | MIDDLE |
| 電界強 | HIGH |
| 電界最大 | MAX |
移動機が電界強度の取得機能を持たない場合は、NO_SUPPORTが戻り値となります。
移動機が検出している電池残量を取得するには、getPowerSupply()メソッドを使用します。下記にそれぞれの電池残量に対するgetPowerSupply()の戻り値を示します。
| 電池残量 | getPowerSupply()メソッド戻り値（int型） |
|---|---|
| なし（0-10 ％） | NONE |
| 小（11-40 ％） | LOW |
| 中（41-70 ％） | MIDDLE |
| 大（71-100 ％） | MAX |
| 充電中 | CHARGING |
移動機が電池残量の取得機能を持たない場合は、NO_SUPPORTが戻り値となります。
着信LEDの状態制御には、「ON」、「OFF」、「パタン」があります。それぞれの制御モードに対応するメソッドと制御内容について下記に示します。
| 制御 | メソッド | 内容 |
|---|---|---|
| ON | onIncallLed(int color, int timeout) |
ON（点灯）の要求をします。色、及び自動でOFFになるタイムアウト時間を指定します。 |
| OFF | offIncallLed() |
OFF（消灯）の要求をします。 |
| パタン | offIncallLed(int color, int pattern, int timeout) |
あらかじめ規定されたパタンに従って移動機システムがON/OFFの制御をします。色、パタン、自動でOFFになるタイムアウト時間を指定します。 |
MAX_TIMEOUT（=60秒）とします。0以下を指定した場合、offIncallLed()を呼んだことと等価になります。
「ON」制御または「パタン」制御のときの色は以下の指定が可能です。
| 着信LEDの色 | onIncallLedのパラメータ「color」に指定する数値 |
|---|---|
| 緑色 | COLOR_GREEN |
| 赤色 | COLOR_RED |
| デフォルト色 | COLOR_DEFAULT |
着信LEDの状態を取得するには、getIncallLedStatus()メソッドを使用します。getIncallLedStatus()には、状態属性を指定するためのパラメータattrを与えます。下記に、attrに与える値と、着信LEDの状態に応じてgetIncallLedStatus()が返す値の一覧を示します。
| attr | 着信LEDの状態 | getIncallLedStatus()メソッド戻り値（int型） |
|---|---|---|
ATTR_ONOFF |
着信LEDをONにしている期間 | DEVICE_ON |
| 着信LEDをパタン制御している期間 | PATTERN PATTERNn（nは'1'から'8'の数値） | |
| 着信LEDがOFFになっているとき | DEVICE_OFF |
|
ATTR_PATTERN |
着信LEDをONにしている期間 | DEVICE_ON |
| 着信LEDをパタン制御している期間 | PATTERN PATTERNn（nは'1'から'8'の数値） | |
| 着信LEDがOFFになっているとき | DEVICE_OFF |
|
ATTR_COLOR |
最後に点灯した色が緑のとき | COLOR_GREEN |
| 最後に点灯した色が赤のとき | COLOR_RED |
移動機が着信LEDの状態取得機能を持たない場合は、NO_SUPPORTが戻り値となります。
バイブレータの状態設定には、「ON」、「OFF」、「パタン」があります。それぞれの制御モードについて下記に示します。
| 制御 | メソッド | 内容 |
|---|---|---|
| ON | onVibration(int timeout) |
ON（バイブレーション開始）の要求をします。自動でOFFになるタイムアウト時間を指定します。 |
| OFF | offVibration() |
OFF（バイブレーション停止）の要求をします。 |
| パタン | onVibration(int pattern, int timeout) |
あらかじめ規定されたパタンに従って移動機システムがON/OFFの制御をします。色、パタン、自動でOFFになるタイムアウト時間を指定します。 |
offVibration()を呼んだことと等価になります。
バイブレータの状態を取得するには、getVibrationStatus()メソッドを使用します。getVibrationStatus()には、状態属性を指定するためのパラメータattrを与えます。
下記に、attrに与える値と、バイブレータの状態に応じてgetVibrationStatus()が返す値の一覧を示します。
| attr | バイブレータの状態 | getVibrationStatus()メソッド戻り値（int型） |
|---|---|---|
ATTR_ONOFF |
バイブレータをONにしている期間 | DEVICE_ON |
| バイブレータをパタン制御している期間 | PATTERN PATTERNn（nは'1'から'8'の数値） | |
| バイブレータがOFFになっているとき | DEVICE_OFF |
|
ATTR_PATTERN |
バイブレータをONにしている期間 | DEVICE_ON |
| バイブレータをパタン制御している期間 | PATTERN PATTERNn（nは'1'から'8'の数値） | |
| バイブレータがOFFになっているとき | DEVICE_OFF |
移動機がバイブレータの状態取得機能を持たない場合は、NO_SUPPORTが戻り値となります。
移動機のディスプレイバックライトの状態には、「ON」「OFF」があります。それぞれの制御モードに対応するメソッドと制御内容について下記に示します。
| 制御 | メソッド | 内容 |
|---|---|---|
| ON | onDisplayBacklight() |
ON（点灯）の要求をします。 |
| OFF | offDisplayBacklight() |
OFF（消灯）の要求をします。 |
onDisplayBacklight()を呼び出しても無効になります。
移動機のディスプレイバックライトの状態を取得するには、getDisplayBacklightStatus()メソッドを使用します。下記にそれぞれのディスプレイバックライトの状態に対するgetDisplayBacklightStatus()メソッドの戻り値を示します。
| attr | ディスプレイバックライトの状態 | getDisplayBacklightStatus() メソッド戻り値（int型） |
|---|---|---|
ATTR_ONOFF |
ディスプレイバックライトをONにしているとき | DEVICE_ON |
| ディスプレイバックライトをOFFにしているとき | DEVICE_OFF |
移動機がディスプレイバックライトの状態取得機能を持たない場合は、NO_SUPPORTが戻り値となります。
キーが押されているかいないかを調べるには、 getKeyState() メソッドで、キーの状態を取得します。
移動機の内部的なバッファの色深度は、getColorDepth() によって取得できます。
必ずしもLCDの色深度と一致するとは限りません。
javax.microedition.lcdui.Graphics クラスや
ExtensionGraphics クラスなどの描画機能を使用する際に、
色の情報のビット落ちを調べる目的などに使用できます。
AddressManager| フィールドの概要 | |
static int |
ATTR_COLOR
カラー属性を表します。 |
static int |
ATTR_ONOFF
ON・OFF属性を表します。 |
static int |
ATTR_PATTERN
パターン属性を表します。 |
static int |
CHARGING
電池残量が「充電中」であることを表します。 |
static int |
COLOR_BLUE
青色を表します。 |
static int |
COLOR_DEFAULT
デフォルトの色を表します。 |
static int |
COLOR_GREEN
緑色を表します。 |
static int |
COLOR_RED
赤色を表します。 |
static int |
DEVICE_OFF
デバイスの状態が OFF であることを表します。 |
static int |
DEVICE_ON
デバイスの状態が ON であることを表します。 |
static int |
HIGH
電界強度が「強」であることを表します。 |
static int |
LOW
電界強度が「弱」であることを表します。 |
static int |
MAX
電界強度が「最大」であることを表します。 |
static int |
MAX_TIMEOUT
バイブレーション、LEDの動作時間の最大値を表します。 |
static int |
MIDDLE
電界強度が「中」であることを表します。 |
static int |
NO_SUPPORT
移動機システムに設定されていない、またはサポートされていないことを表します。 |
static int |
NONE
電界強度が「圏外」であることを表します。 |
static int |
PATTERN1
着信LED・バイブレータの明滅パターン 1 を表します。 |
static int |
PATTERN2
着信LED・バイブレータの明滅パターン 2 を表します。 |
static int |
PATTERN3
着信LED・バイブレータの明滅パターン 3 を表します。 |
static int |
PATTERN4
着信LED・バイブレータの明滅パターン 4 を表します。 |
static int |
PATTERN5
着信LED・バイブレータの明滅パターン 5 を表します。 |
static int |
PATTERN6
着信LED・バイブレータの明滅パターン 6 を表します。 |
static int |
PATTERN7
着信LED・バイブレータの明滅パターン 7 を表します。 |
static int |
PATTERN8
着信LED・バイブレータの明滅パターン 8 を表します。 |
| コンストラクタの概要 | |
PhoneSystem()
|
|
| メソッドの概要 | |
static int |
getColorDepth(int color)
移動機の色深度を返します。 |
static int |
getDisplayBacklightStatus()
移動機のディスプレイバックライトの現在の状態を返します。 |
static java.lang.String |
getID()
移動機の型番を返します。 |
static int |
getIncallLedStatus(int attr)
移動機の着信 LED デバイスの現在の状態を返します。 |
static int |
getIntensity()
移動機の電界強度を返します。 |
static int |
getKeyState(boolean eightDirections)
キーの状態を返します。 |
static int |
getPowerSupply()
移動機の電池残量を返します。 |
static int |
getVibrationStatus(int attr)
移動機のバイブレータデバイスの現在の状態を返します。 |
static boolean |
isSupportedEightDirections()
８方向キーをサポートするか返します。 |
static void |
offDisplayBacklight()
移動機のディスプレイバックライトを消灯します。 |
static void |
offIncallLed()
移動機の着信 LED デバイスを、OFF にします。 |
static void |
offVibration()
移動機のバイブレータデバイスを OFF にします。 |
static void |
onDisplayBacklight()
移動機のディスプレイバックライトを点灯します。 |
static void |
onIncallLed(int color,
int timeout)
移動機の着信 LED デバイスを、ON にします。 |
static void |
onIncallLed(int color,
int pattern,
int timeout)
移動機の着信LEDデバイスを、明滅パターン指定付きで ON にします。 |
static void |
onVibration(int timeout)
移動機のバイブレータデバイスを ON にします。 |
static void |
onVibration(int pattern,
int timeout)
移動機のバイブレータデバイスを、振動パターン指定付きで ON にします。 |
| クラス java.lang.Object から継承したメソッド |
equals, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait |
| フィールドの詳細 |
public static final int NO_SUPPORT
public static final int ATTR_ONOFF
public static final int ATTR_PATTERN
public static final int ATTR_COLOR
public static final int DEVICE_OFF
public static final int DEVICE_ON
public static final int PATTERN1
public static final int PATTERN2
public static final int PATTERN3
public static final int PATTERN4
public static final int PATTERN5
public static final int PATTERN6
public static final int PATTERN7
public static final int PATTERN8
public static final int COLOR_DEFAULT
public static final int COLOR_GREEN
public static final int COLOR_RED
public static final int COLOR_BLUE
public static final int MAX_TIMEOUT
public static final int NONE
public static final int LOW
public static final int MIDDLE
public static final int HIGH
public static final int MAX
public static final int CHARGING
| コンストラクタの詳細 |
public PhoneSystem()
| メソッドの詳細 |
public static void onVibration(int pattern,
int timeout)
pattern - 振動パターン（PATTERNn）。無効な値を指定すると何もしません。timeout - 振動時間（ミリ秒）。0 以下の場合は offVibration() と等価、MAX_TIMEOUT を越える場合は MAX_TIMEOUT を指定したのと同じになります。public static void onVibration(int timeout)
timeout - 振動時間（ミリ秒）。0 以下の場合は offVibration() と等価、MAX_TIMEOUT を越える場合は MAX_TIMEOUT を指定したのと同じになります。public static void offVibration()
public static int getVibrationStatus(int attr)
attr - 取得する属性の指定。ATTR_ONOFF または ATTR_PATTERN。
public static void onIncallLed(int color,
int pattern,
int timeout)
color - 点灯LEDカラー指定。（COLOR_XXXX）。無効な値を指定すると何もしない。pattern - 明滅パターン（PATTERNn）。無効な値を指定すると何もしない。timeout - 動作時間（ミリ秒）。0 以下の場合は offIncallLed() と等価、MAX_TIMEOUT を越える場合には MAX_TIMEOUT を指定したのと同じになります。
public static void onIncallLed(int color,
int timeout)
color - 点灯 LED カラー指定（COLOR_XXXX）。無効な値を指定すると何もしない。timeout - 点灯時間（ミリ秒）。0 以下の場合は offIncallLed() と等価、MAX_TIMEOUT を越える場合には MAX_TIMEOUT を指定したのと同じになります。public static void offIncallLed()
public static int getIncallLedStatus(int attr)
attr - 取得する属性。ATTR_ONOFF、ATTR_PATTERN、ATTR_COLOR のいずれか。public static void onDisplayBacklight()
public static void offDisplayBacklight()
public static int getDisplayBacklightStatus()
public static int getIntensity()
public static int getPowerSupply()
public static java.lang.String getID()
public static boolean isSupportedEightDirections()
このメソッドが true を返すと、斜め方向のキーの取得が可能であることを示します。
getKeyState() の引数に true を渡すことで
getKeyState() は斜め方向のキーの取得が可能になります。
このメソッドが false を返すと斜め方向は認識できません。
getKeyState() の引数に true を渡しても、斜め方向のビットが
1 になることはありません。また、複数のビットが 1 になることもありません。
public static int getKeyState(boolean eightDirections)
引数 eightDirections に true が指定されると、
方向キーの斜め方向のキー状態が有効になります。
false が指定された場合は、斜め方向のキーに対応するビットを常に 0 に設定します。
たとえば方向キーの右上が押されている状態では、
eightDirections に true が指定された場合は、
右上に相当するビットを 1 に、
右と上に相当するビットをそれぞれ 0 に設定します。
一方、eightDirections に false が指定された場合は、
右上に相当するビットを 0 に、
右と上に相当するビットをそれぞれ 1 に設定します。
ただし、実際に斜め方向のキーが取得できるかどうかは
isSupportedEightDirections() で調べてください。
EZアプリコントローラを使用の場合は、移動機の状態とEZアプリコントローラの状態の論理和となります。 キー押下状態が同時にいくつまで取得できるかは機種依存です。
このメソッドの呼び出し間隔は 100ms 程度以上にしてください。 呼び出し間隔が短すぎるときの動作は機種依存です。（実際のキーの状態ではなく、前回の状態がそのまま返ったりします）
eightDirections - 斜め方向キーの状態の取得の有無| 31 | 16 | 15 | 0 | ||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 予約 | 予約 | 予約 | 予約 | 予約 | 予約 | 予約 | クリアキー | 左下 | 右下 | 左上 | 右上 | ソフトキー3 | ソフトキー2 | ソフトキー1 | 選択キー | 下キー | 右キー | 左キー | 上キー | ＃キー | ＊キー | 9キー | 8キー | 7キー | 6キー | 5キー | 4キー | 3キー | 2キー | 1キー | 0キー |
public static int getColorDepth(int color)
color - 色。
COLOR_RED、 COLOR_GREEN、 COLOR_BLUE のいずれか。
|
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| フレームあり フレームなし | ||||||||
| 概要: 内部クラス | フィールド | コンストラクタ | メソッド | 詳細: フィールド | コンストラクタ | メソッド | |||||||