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インタフェース PhoneConnection　＜Phase2＞

すべてのスーパーインタフェース:

javax.microedition.io.Connection

public interface PhoneConnection

extends javax.microedition.io.Connection

電話（Phoneto）機能を実現するためのインタフェースです。 Javaアプリケーションで指定した電話番号に対し、電話をかけることができます。ユーザーが電話をかける機能を呼び出してからJava VMはブロックされ、ユーザーが電話を切った後は元のJavaアプリケーションに戻ります。

電話番号は、PhoneConnectionインタフェースを実装したオブジェクトとして渡されます。MIDPのスタティックメソッドConnector.open() に"phoneto: "スキームの電話番号を指定して、PhoneConnectionオブジェクトとして取得します。以下に例を示します。

  // Connection を開く。
  PhoneConnection conn =
       ( PhoneConnection ) Connector.open( "phoneto://09012345678" );
                                         // 電話番号は 36 桁以内。
                                         // "//" は省略可能。
  // Java VMはブロックされ、ユーザーが電話を切るまで open() から戻らない。

Connector.open() が呼び出されると、Java VMはブロックされます。この後、電話をかけてもよいかユーザーに許可を求める画面が表示されます。

電話をかけることをユーザーが許諾すると電話がかけられます。ユーザーが拒否するとConnector.open()でIOException例外がスローされます。

電話の呼び出しが確立すると通話状態になります。ユーザーが電話を切ると元のJavaアプリケーションに戻ります。

PhoneConnectionオブジェクトは、使い終わったらclose()メソッドで閉じます。

  // 呼び出しが確立すれば通話状態になる。
  // Connection を閉じる。
  conn.close();

Connector.open()メソッドが呼び出されてからユーザーが電話を切るまでの間、Java VMはブロックされます。MIDlet.pauseApp()、MIDlet.startApp()は呼ばれません。Connector.open()メソッドを呼び出すときは、タイマや別スレッドは使わないようにするなど使用法に注意してください。

インタフェース javax.microedition.io.Connection から継承したメソッド

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