com.docomostar.ui.graphics3d
クラス Primitive

Object
  上位を拡張 com.docomostar.ui.graphics3d.Object3D
      上位を拡張 com.docomostar.ui.graphics3d.DrawableObject3D
          上位を拡張 com.docomostar.ui.graphics3d.Primitive

public class Primitive
extends DrawableObject3D
 [iアプリオプションAPI]

プリミティブ図形群の頂点データなどを保持する、 プリミティブクラスを定義します。

プリミティブオブジェクトは、レンダリング機能のメソッド Graphics3D.renderObject3D(DrawableObject3D, Transform) において、描画対象となるポリゴン等の形状に関する情報を保持します。

プリミティブオブジェクトは、以下のレンダリング用の情報を保持します。

各種パラメータは、初期状態では以下のようになります。
パラメータ初期状態
テクスチャ歪み補正 無効
setPerspectiveCorrectionEnabled(false) が呼ばれた状態
図形用ブレンドモード 無設定 ( DrawableObject3D.BLEND_NORMAL )
透明度 100 パーセント(不透明)

プリミティブオブジェクトの 透明度は、設定されている図形用ブレンドモードが DrawableObject3D.BLEND_ALPHA, DrawableObject3D.BLEND_ADD のどちらかのときに有効になります。 このとき、プリミティブの型のすべて (点・線・三角形・四角形・ポイントスプライト)に該当する図形 の描画について、設定されている透明度は影響を与えます。

プリミティブオブジェクトは、 頂点・法線・色・テクスチャ座標・ポイントスプライト情報を それぞれ配列として格納することができます。 頂点情報を格納することは必須ですが、 それ以外の情報は個別に格納するかどうかを指定できます。

プリミティブオブジェクトに、テクスチャ座標の情報を設定するときには、 一つの モデル用の テクスチャ オブジェクトを、 setTexture(Texture) メソッドにより 設定する必要があります。 一つのプリミティブオブジェクトが利用できる モデル用の テクスチャ オブジェクトはただ一つです。 初期状態では、テクスチャ オブジェクトは設定されていません。

setTime(int) メソッド呼び出しによって 現在時刻が変更されても、保持しているデータ内容は変化しません。

プリミティブ図形の型ごとの、プリミティブ情報(属性)と配列との対応を 以下の表に示します。 各情報の値の範囲や制限等については、このクラスで定義されている 各プリミティブ情報の配列を扱うメソッドの説明を参照してください。

プリミティブオブジェクトを実際に描画するときは、 Graphics3D.renderObject3D(DrawableObject3D, Transform) メソッドを利用します。

ポリゴンのプリミティブ(三角形・四角形)に関して、特記事項を以下に 示します。

プリミティブ型のうち、ポリゴンではない特殊プリミティブ (点・線・ポイントスプライト)については、以下の制限事項があります。