com.docomostar.system
クラス NativeMoviePlayer

Object
  上位を拡張 com.docomostar.system.NativeMoviePlayer

public final class NativeMoviePlayer
extends Object

ネイティブプレイヤーによる動画再生を行います。 動画再生時にはネイティブプレイヤーが起動し、Star アプリはサスペンドします。 再生が終了すると Star アプリはレジュームします。 動画再生を行うメソッドでは、レジューム時に戻り値として終了理由を返します。

このクラスでは、メディアムービーの動画再生、 擬似ストリーミングによる動画再生を行うことができます。

このクラスでは動画の再生完了後に動画を MediaMovie として取得可能です。 動画再生メソッド( play(MediaMovie), play(String) )の戻り値が STATUS_COMPLETED であった場合にのみ、このオブジェクト内部で保持している MediaMovieの参照を返します。 動画再生メソッドにて設定した動画については、 次に動画再生メソッドが実行されるか、 disposeMediaMovie()が呼ばれるまで取得可能です。

導入されたバージョン:
Star-1.0
関連項目:
MediaManager, MediaMovie, VisualPresenter

フィールドの概要
static int ATTR_FORCE_FULLSCREEN [iアプリオプションAPI]
          動画の再生方法の属性値で、全画面再生モードでのみ再生することを表します(=1)。
static int ATTR_FORCE_NORMALSCREEN
          動画の再生方法の属性値で、縦画面表示モードでのみ再生することを表します(=3)。
static int ATTR_PREFER_FULLSCREEN [iアプリオプションAPI]
          動画の再生方法の属性値で、可能であれば全画面再生モードで再生することを表します(=0)。
static int ATTR_PREFER_NORMALSCREEN
          動画の再生方法の属性値で、縦画面表示モードで再生することを表します(=2)。
static int ATTR_UI_NORMAL
          動画再生時のユーザインタフェースの属性値で、ユーザによる操作を許可することを表します(=0)。
static int ATTR_UI_RESTRICTED [iアプリオプションAPI]
          動画再生時のユーザインタフェースの属性値で、ユーザによる操作を許可しないことを表します(=1)。
static int SCREEN_MODE [iアプリオプションAPI]
          動画再生時の画面の表示方法を指定する属性です(=0)。
static int STATUS_COMPLETED
          動画再生の終了理由で、コンテンツの最後まで再生が完了したことを示します(=2)。
static int STATUS_FAILED
          動画再生の終了理由で、その他の理由で動画の再生が継続できなかったことを示します(=98)。
static int STATUS_STOPPED
          動画再生の終了理由で、ユーザ操作によって再生が終了したことを示します(=1)。
static int STATUS_SUSPENDED
          動画再生の終了理由で、再生中の外的要因(着信など)により再生が中断されたことを示します(=97)。
static int STATUS_UNSUPPORTED_FORMAT
          動画再生の終了理由で、端末で再生できないような動画が指定されたことを示します(=3)。
static int USER_INTERFACE_MODE [iアプリオプションAPI]
          動画再生時のユーザインタフェースの操作方式を指定する属性です(=1)。
 
メソッドの概要
 void disposeMediaMovie()
          ネイティブプレイヤーに設定されている動画を設定解除し、破棄します。
 MediaMovie getMediaMovie()
          ネイティブプレイヤーに設定されている動画をメディアムービーとして取得します。
static NativeMoviePlayer getNativeMoviePlayer()
          ネイティブプレイヤーオブジェクトを取得します。
 int play(MediaMovie movie)
          ネイティブプレイヤーを起動して動画( MediaMovie )の再生を開始します。
 int play(String location)
           ネイティブプレイヤーを起動して動画の擬似ストリーミング再生を開始します。
 void setAttribute(int attr, int value)
          再生方法に関する属性を設定します。
 
クラス Object から継承されたメソッド
equals, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

ATTR_PREFER_FULLSCREEN

public static final int ATTR_PREFER_FULLSCREEN [iアプリオプションAPI]

動画の再生方法の属性値で、可能であれば全画面再生モードで再生することを表します(=0)。

全画面再生モードでの再生をサポートしている場合は、全画面再生モードでの再生を行います。 そうでない場合には、縦画面表示モードで再生を行います。

関連項目:
SCREEN_MODE, 定数フィールド値

ATTR_FORCE_FULLSCREEN

public static final int ATTR_FORCE_FULLSCREEN [iアプリオプションAPI]

動画の再生方法の属性値で、全画面再生モードでのみ再生することを表します(=1)。

全画面再生モードでの再生をサポートしていない場合は再生を行いません。 その場合には、play(MediaMovie), play(String) メソッドが呼ばれた時に 「ネイティブ側で再生開始に失敗した」という理由により MediaException(ILLEGAL_STATE) が発生します。

関連項目:
SCREEN_MODE, 定数フィールド値

ATTR_PREFER_NORMALSCREEN

public static final int ATTR_PREFER_NORMALSCREEN

動画の再生方法の属性値で、縦画面表示モードで再生することを表します(=2)。

関連項目:
SCREEN_MODE, 定数フィールド値

ATTR_FORCE_NORMALSCREEN

public static final int ATTR_FORCE_NORMALSCREEN

動画の再生方法の属性値で、縦画面表示モードでのみ再生することを表します(=3)。

関連項目:
SCREEN_MODE, 定数フィールド値

SCREEN_MODE

public static final int SCREEN_MODE [iアプリオプションAPI]

動画再生時の画面の表示方法を指定する属性です(=0)。

デフォルトでは ATTR_PREFER_NORMALSCREEN に設定されています。

関連項目:
setAttribute(int, int), 定数フィールド値

STATUS_STOPPED

public static final int STATUS_STOPPED

動画再生の終了理由で、ユーザ操作によって再生が終了したことを示します(=1)。

クリアボタンが押下された場合などが含まれます。

関連項目:
play(MediaMovie), play(String), 定数フィールド値

STATUS_COMPLETED

public static final int STATUS_COMPLETED

動画再生の終了理由で、コンテンツの最後まで再生が完了したことを示します(=2)。

関連項目:
play(MediaMovie), play(String), 定数フィールド値

STATUS_UNSUPPORTED_FORMAT

public static final int STATUS_UNSUPPORTED_FORMAT

動画再生の終了理由で、端末で再生できないような動画が指定されたことを示します(=3)。

関連項目:
play(MediaMovie), play(String), 定数フィールド値

USER_INTERFACE_MODE

public static final int USER_INTERFACE_MODE [iアプリオプションAPI]
動画再生時のユーザインタフェースの操作方式を指定する属性です(=1)。

デフォルトでは ATTR_UI_NORMAL に設定されています。

関連項目:
setAttribute(int, int), 定数フィールド値

ATTR_UI_NORMAL

public static final int ATTR_UI_NORMAL
動画再生時のユーザインタフェースの属性値で、ユーザによる操作を許可することを表します(=0)。

関連項目:
USER_INTERFACE_MODE, 定数フィールド値

ATTR_UI_RESTRICTED

public static final int ATTR_UI_RESTRICTED [iアプリオプションAPI]
動画再生時のユーザインタフェースの属性値で、ユーザによる操作を許可しないことを表します(=1)。

このモードで再生された場合、再生されている動画に対して、ユーザは早送りなどの操作を実行することはできません。

関連項目:
USER_INTERFACE_MODE, 定数フィールド値

STATUS_SUSPENDED

public static final int STATUS_SUSPENDED

動画再生の終了理由で、再生中の外的要因(着信など)により再生が中断されたことを示します(=97)。

関連項目:
play(MediaMovie), play(String), 定数フィールド値

STATUS_FAILED

public static final int STATUS_FAILED

動画再生の終了理由で、その他の理由で動画の再生が継続できなかったことを示します(=98)。

再生中に通信が中断された場合などが含まれます。

関連項目:
play(MediaMovie), play(String), 定数フィールド値
メソッドの詳細

getNativeMoviePlayer

public static NativeMoviePlayer getNativeMoviePlayer()

ネイティブプレイヤーオブジェクトを取得します。

常に同じオブジェクトへの参照を返します。

戻り値:
ネイティブプレイヤーオブジェクトを返します。

play

public int play(MediaMovie movie)

ネイティブプレイヤーを起動して動画( MediaMovie )の再生を開始します。 このメソッドを実行すると、ネイティブプレイヤーに動画が設定され、動画が再生されます。

このメソッドを実行すると、Star アプリはサスペンドし、 ネイティブプレイヤーが起動します。 ネイティブプレイヤーによる再生が終了すると Star アプリはレジュームします。

引数で指定する MediaMovie は利用可能状態でなければなりません。

パラメータ:
movie - ネイティブプレイヤーで再生する動画を指定します。
戻り値:
終了理由として、このクラスの STATUS_ から始まる定数を返します。
例外:
NullPointerException -
引数 movie に null が指定された場合に発生します。
MediaException -
(ILLEGAL_STATE)
引数 movie に use されていないメディアムービーが指定された場合に発生します。
SecurityException -
ロック機能などのネイティブ独自のセキュリティ設定により、 動画再生ができない場合に発生します。
MediaException -
(ILLEGAL_STATE)
ネイティブ側で再生開始に失敗した場合に発生します。
IllegalStateException -
音声・テレビ電話通話中に呼び出された場合に発生します。
IllegalStateException -
マルチタスク機能によってバックグラウンドで動作しているネイティブ機能が未保存のデータを保持している場合に、 ユーザ確認においてユーザが当該データの破棄を拒否すると発生します。
IllegalStateException -
[Star-1.1 まで] PTT 呼通信中である場合に発生します。
MediaException -
(UNSUPPORTED_FORMAT)
引数の movie にシステムが提供している以外の メディアムービー ( MediaMovie インタフェースを実装した未知のクラスのオブジェクト) が渡された場合に発生します。

play

public int play(String location)

ネイティブプレイヤーを起動して動画の擬似ストリーミング再生を開始します。 このメソッドを実行すると、ネイティブプレイヤーに動画が設定され、動画が再生されます。

このメソッドを実行すると、Star アプリはサスペンドし、 ネイティブプレイヤーが起動します。 ネイティブプレイヤーによる再生が終了すると Star アプリはレジュームします。

引数 location に "http:"、"https:" 以外で始まる文字列を指定することはできません。 指定した場合、例外が発生します。

以下のように擬似ストリーミング再生ができないケースでは、 ダウンロード後に動画の再生を開始します。

パラメータ:
location - 取得元の場所を指定します。
戻り値:
終了理由として、このクラスの STATUS_ から始まる定数を返します。
例外:
NullPointerException -
引数 location に null が指定された場合に発生します。
IllegalArgumentException -
引数 location に指定された文字列が"http:"、"https:" 以外で始まる場合に発生します。
IllegalArgumentException -
引数 location に不正な場所が指定された場合に発生します。
SecurityException -
セキュリティ上の制約に触れた場合に発生します。
SecurityException -
ロック機能などのネイティブ独自のセキュリティ設定により、 動画再生ができない場合に発生します。
MediaException -
(ILLEGAL_STATE)
ネイティブ側で再生開始に失敗した場合に発生します。
IllegalStateException -
音声・テレビ電話通話中に呼び出された場合に発生します。
IllegalStateException -
マルチタスク機能によってバックグラウンドで動作しているネイティブ機能が未保存のデータを保持している場合に、 ユーザ確認においてユーザが当該データの破棄を拒否すると発生します。
IllegalStateException -
[Star-1.1 まで] PTT 呼通信中である場合に発生します。

setAttribute

public void setAttribute(int attr,
                         int value)

再生方法に関する属性を設定します。

制御可能でない属性、存在しない属性が指定された場合は何も行わずに無視されます。

パラメータ:
attr - 設定する属性の種類を指定します。
value - 設定する属性の値を指定します。
例外:
IllegalArgumentException -
引数 attr で指定された有効な属性に対して、引数 value に不正な値が指定された場合に発生します。

getMediaMovie

public MediaMovie getMediaMovie()

ネイティブプレイヤーに設定されている動画をメディアムービーとして取得します。

直前の動画再生メソッド( play(MediaMovie), play(String) ) の戻り値が STATUS_COMPLETED であった場合にこのメソッドを実行すると、 動画再生メソッドでネイティブプレイヤーに設定した動画を取得することができます。

このメソッドで取得可能な MediaMovie は、 このオブジェクトが内部で保持している MediaMovie への参照です。 よって、動画再生メソッド実行後にこのメソッドを複数回実行した場合、 同じオブジェクトへの参照が返ります。 また、動画再生メソッド実行直後に取得した MediaMovie は use 状態となっています。 内部で保持している MediaMovie の状態が変化した場合でもそのまま参照を返します。

ネイティブプレイヤーに動画が設定されていない場合は、null が返ります。 また、以下の場合についても、ネイティブプレイヤーに動画が設定されていない場合と同様になります。

戻り値:
メディアムービーを返します。

disposeMediaMovie

public void disposeMediaMovie()

ネイティブプレイヤーに設定されている動画を設定解除し、破棄します。 このメソッドを呼ぶとネイティブプレイヤーに動画が設定されていない状態になります。

このメソッドを呼び出すと getMediaMovie() で取得した MediaMovie オブジェクトについてもリソース破棄状態( dispose() が実行された状態)となることに注意してください。

ネイティブプレイヤーに動画が設定されていない (一度も動画再生メソッドが呼び出されていない) 場合にこのメソッドを呼び出しても何もしません。 このメソッドを呼び出した後に disposeMediaMovie メソッドを呼び出した場合も何もしません。



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